私も最初は在宅ワークがごちゃつき、夕方にはぐったりでした。結論は「仕組み化」。部屋・時間・会話・体の4つを小さく整えるだけで楽になります。
目次
部屋|“置き場所を決める”で散らからない
- 右:今日使う書類トレイ(A4だけ)
- 中央:PCと水だけ(他は置かない)
- 左:周辺機器ボックス(ケーブル・充電)
- 終業アラーム→机上3点だけ整える
- 書類は立てる収納(横置きは散らかる元)
- コードは結束バンドで長さ固定
ポイント:片付け専用時間は毎日5分まで。増やさない仕組みが先です。
時間|“同じ順番”で脳を省エネ
- 朝30分:メールは見ずに“今日の3つ”を決める
- 午前90分:通知オフで集中ブロック
- 午後:会議・返信・家事のバッチ処理
崩れた日のリカバリー
「最優先1つ」だけ回収すればOK。完璧より継続を合言葉に。
コミュニケーション|“先に合意しておく”が時短
在宅は“伝わらない時間”がロスになります。家庭と仕事、双方でルールの先出しを。
家庭のミニ合意(例)
- 会議中はドアにマグネット(赤=入室NG)
- 夕方30分は「片付けタイム」を固定
- 買い物は週2回のまとめ頼み
仕事のミニ合意(例)
- 返信SLA:緊急1h/通常4h/翌営業日
- 会議は原則45分/アジェンダ必須
- 非同期原則:議事録→質問はコメント
コツ:合意はドキュメントに1枚化。URLを固定して“探す時間”をゼロに。
体とメンタル|“こまめに戻す”で疲れにくい
- 椅子は膝と肘が90度になる高さに調整
- 45分ごとに立つ(キッチンで白湯を一杯)
- 昼は“炭水化物+たんぱく質+汁物”の3点
- 午後のカフェインは16時まで
夕方のだるさは姿勢×水分×光で大体改善します。デスクライトを手元に1つ、日中は窓側で。
注意点とよくある反論
「家が狭いから整えられない」は半分誤解。1台車輪ワゴンを“動くデスク”にすればOK。使う時だけ出す方式で十分です。
買い物の落とし穴:収納を先に増やすとモノも増えます。まずは減らす→動線を決める→足りない最小限を買う順で。
まとめ|今日からの小さな一歩
机上3エリア・午前の集中ブロック・家庭と仕事のミニ合意・45分スタンド。この4つだけで在宅は驚くほど軽くなります。
STEP
今日:机上を3エリアに分ける
右・中央・左の置き場所を決めて写真を撮る。
STEP
明日:午前90分は通知オフ
スマホは別室、PCはフォーカスモード。
STEP
今週:家庭・職場の合意文書を1枚化
返信SLA・会議ルール・家のサインを明文化。
FAQ
- 子どもが在宅の日はどうする?
午前中に“深い仕事”を完了させ、午後は連絡・家事に寄せます。会議は前日までに調整、どうしても重なる時は録画・議事録共有で非同期化。
- 運動の時間が取れません
45分ごとに立つ+家の階段1往復で十分です。スマートウォッチのアラームを活用すると続きます。
- 必要な道具は?
可動ワゴン、デスクライト、PCスタンド、軽いノイズキャンセリングの4点が費用対効果高め。買い足しは“導線が固まってから”。


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